(なちくろこめす)は、もち玄米と那智の滝と同じ水源の伏流水を用い、完全な手作り自然方式で500日もの長い月日と手間をかけて醸造熟成貯蔵した古式醸造酢です。
もち玄米だけで造った酢は、世界でも類を見ず、その香りは芳しく、味はコクがありまろやかです 。
は、マクロビオティックス(自然食健康法)の世界的権威、 久司道夫氏から「もち米の酢を作ってほしい」と依頼を受けたことから始まりました。 小坂晴次は醸造酢造りに向かないといわれたもち米の玄米で造る酢に、熊野杉の桶で発酵長期熟成させる伝統の技で挑戦し、見事!完成させたのです。
もち玄米だけで作った黒酢は、この那智黒米寿だけなのです!
そんな努力研究の結果、那智黒米寿は知る人ぞ知る「こだわり食材」になり、
食をテーマにしたテレビ番組や雑誌で「日本最高級の黒酢」としてたびたび取り上げられました。
料理界から芸能界、政財界までさまざまな人が、那智勝浦の醸造蔵を訪ねて来るようになりました。
やがてマクロビオティックスの世界的広がりとともに、那智黒米寿も世界15カ国に海外輸出されるようになり、
伝統的な古式醸造法では生産が追いつかない域にまで達しました。そのとき小坂晴次は、
「広がる需要にすべて応えていては質が落ちる」とし、限定販売を決断。
利よりも酢の質を守ったのです。
まずは立ち上がる芳香を楽しんでください。 次にコクのあるまろやかな味を確かめてください。職人の魂がこもった自慢の製品です。